脱シャンプーに挑戦!①
脱シャンプーとはつまり、
シャンプーを使わずにぬるま湯だけで洗髪すること。
いわゆる「湯シャン」です。
アメリカの方でも「ノー・プー」と云って、話題になっているとか。
私が脱シャンプーを試そうと思ったキッカケ。
それは今年の1月、本屋さんで宇津木先生のこの本を見つけたから。
当時、私は髪のコンディションに関しては、
特に問題は抱えていませんでした。
愛用のシャンプーで洗髪し、トリートメントで保護し、
タオルドライした後、薄毛予防に薬用育毛エッセンスで地肌をマッサージし、
洗い流さないトリートメントを塗布して、
ロールブラシで丁寧にブローして仕上げれば、
それなりに美しい髪を保持できていました。
…ただ、読んで頂ければわかるように、毎回これだけのケアをして、
やっと満足できるヘアーコンディションを維持できる、という訳です。
このメンテの大変さ、面倒くささが、不満といえば不満でした。
もっと簡単に髪のメンテができないものなのかしら?
そこへ目に留まったのが、宇津木式脱シャンプー法。
私も前々から、シャンプーの強い洗浄成分というものが、
実は地肌を傷めているのでは?という不安を持っていました。
最近、薄毛で悩む女性が増えているのも、
実はシャンプーを始めとした、過剰なケアの反作用ではないかと。
これからどんどん年齢を重ねていくというのに、
このまま普通にシャンプーを使い続けて果たして良いものか?
という疑問は、常に頭の片隅にあったのです。
なので、実行する、しないは別にして、参考までに
この「脱シャンプー」の本を読んでみよう!と思った訳です。
読んだ結果、私が抱いていた疑問や不安はほぼ的中していました。
そして、脱シャンプーに取り組む価値は十分にあると
判断したのです。
ここでこの宇津木先生の本を元に、
簡単にシャンプーの弊害や危険性について書いてみたいと思います。
まずシャンプーで頭の皮脂をキレイに洗い流してしまうと、
皮脂を補おうとして、皮脂腺が発達します。
発達した皮脂腺からは、皮脂がジュクジュクと出てくるようになります。
それがベタつきやニオイの原因になります。
皮脂腺が発達しすぎると、
毛に供給されるはずの栄養分の多くも皮脂腺の方へといってしまい、
肝心の髪の毛は栄養不足に陥ります。
これが薄毛の原因となります。
となると…最近の育毛効果を謳うシャンプーは、
とにかく皮脂を根こそぎ取り去ることをアピールしていますが、
あれはむしろ逆効果と云えそうですね。
さらにほとんどのシャンプーは界面活性剤でできているので、
これが頭皮のバリアを壊して、頭皮の新陳代謝を衰えさせます。
そうなると、どんどん頭皮は薄くなっていきます。
薄くなった頭皮からは、丈夫な髪の毛は育ちません。
厚みのない頭皮には、毛根がしっかりと根を張ることができないからです。
シャンプーの界面活性剤には、非常に強い「細胞毒性」があることが、
科学的に証明されているそうです。
このような毒性の強いシャンプーが、毛穴を刺激して炎症を起こし、
さらにそれが何年も続くと、毛穴の周囲のコラーゲンや組織がなくなって、
毛穴の周りがまるですり鉢状のクレーターのようになっている人もいるとか。
シャンプーにはパラベンなどの強力な防腐剤も入っています。
この防腐剤が頭皮の常在菌を殺します。
健康な頭皮に住み着いている常在菌は、皮脂や汗を食べて酸性の物質を代謝するので、
そのお蔭で頭皮は弱酸性に保たれ、雑菌やカビなどの侵入から守られているのです。
さらに問題なのは、シャンプーに含まれる化学物質。
40種類近くの化学物質を含むシャンプーもあるとか。
中には全身の健康を蝕む可能性のある化学物質も含まれているそうです。
そのような化学物質が、10万個あるといわれる頭皮の大きな毛穴から
一斉に侵入していくのです。
考えただけで不安になりますね。
…とまぁ、シャンプーの危険性をざっと列挙しただけでも、
これだけの文章量になってしまいました(笑)。
もっと詳しいことを知りたい方は、
ぜひ宇津木先生のご本を読んでくださいまし。
とにかく私たちは、シャンプーで必要以上に皮脂を取り除き、
皮脂不足になった髪をコンディショナーやトリートメントでコーティングし、
さらには栄養不足になった頭皮に必死で育毛剤をすり込んでいた、という訳ですね。
さて次回は、その脱シャンプーの方法と、
実際に脱シャンプーを実践して3ヶ月が過ぎた
私自身の経過報告をしたいと思います。
どうぞお楽しみに。(^_-)
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