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人妻たちの昼顔

09 02, 2014 | Tag,結婚生活,不倫,
 「私の考えるに、カトリーヌ・ドヌーヴの顔は、みずから意識することなく、
  漠然たるフラストレーションにいつも攻め立てられている女の顔だ」
                       澁澤龍彦『スクリーンの夢魔』

スペインの巨匠、ルイス・ブニュエル監督の『昼顔』という映画に
フランスの女優カトリーヌ・ドヌーヴが主演したのは、24歳の時。


昼顔 Blu-ray

この映画でドヌーヴが演じたセヴリーヌは、
大学病院に勤務する外科医を夫に持つ、ブルジョワの人妻。
子供はいない。
彼女は夫を愛してはいるものの、何故か夫とのセックスは拒否していた。

そんな折、セヴリーヌは同じブルジョワ階級の知人の女性が、
秘かに身を売っているという噂を耳にする。
また、享楽的な知人アンリからは、
オペラ座裏に秘密の売春宿があるという話を聞く。

数日後、その売春宿を探すセヴリーヌの姿があった…。

夫との性生活は拒否しながら、
一方でマゾヒスティックな性的妄想に憑りつかれていたセヴリーヌ。
その欲望の出口を秘かに求めていたのか。
サンローランの黒いコートに身を包み、
手入れの行き届いた艶々とした見事な金髪を夜会巻きに小さくまとめ、
人目を忍ぶ黒いサングラスを掛けて売春宿のドアを叩くセヴリーヌに、
ブルジョワ夫人の底知れぬ内面の空虚と欲望が覗く。

最初はいささか迷いがあったものの、
結局セヴリーヌは、その売春宿で客を取るようになる。
午後2時から5時までのパートタイムで。
そのセヴリーヌの源氏名が、「昼顔」。

自己メンテ・恋愛について

フジテレビで木曜夜10時に放送中の『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』が、
女性たちの間で人気のようですね。
私は最初にこのドラマのタイトルを聞いた時、前述のドヌーヴの映画を思い出し、
てっきり人妻の売春か何かをテーマにしたドラマかしらと思ったのですが、(^^ゞ
後に人妻の不倫をテーマにしたドラマだと判りました。

木曜日の夜といえば、TBSも9時から
『同窓生~人は、3度、恋をする~』という不倫ドラマを放送しておりまして、
何と申しましょうか、木曜日の夜はもうドロドロでございます。

私は最初、この『同窓生』の方を見ていて、『昼顔』は見ていなかったのですが、
友人のB子が「昼顔、面白いよ」と云うので、
第3回目あたりからは『昼顔』も見始めてしまった…。(^^ゞ
…うん、確かに見始めると『昼顔』の方が面白いかも(あくまで個人的な感想ですよ)。
思わず、そうそう、そうなのよ!と膝を打ちたくなるような、
女の実感がこもった鋭いセリフが随所に飛び出してくるのですよ。
『同窓生』の方は、どことなく設定や演出が古臭い、というか、
何かちょっと一昔前の恋愛ドラマの匂いがするなぁ…と思っていたら、
原作が柴門ふみでした(そのせいか?)。


不倫に関しては、個人的には特に否定はしない立場の私ですが、
しかしこの夏は何ゆえ2つも、しかも同じ曜日にまとめて不倫ドラマが
登場したのでありましょうか。
まぁ…別に狙った訳でもなく、単なる偶然なのでしょうが、
このようなドラマのせいで「昼顔妻」とかいって、
人妻の不倫というものが秘かに流行ったりしたら……うーむ、どうしよう。

などと要らぬ心配をしていたら、
先々週あたりからこの2つのドラマも、
ちゃんと不倫の罪と罰も描き始めたので、
とりあえずはホッといたしました。

そう、この2つのドラマに登場する4人のヒロインのうち、
3人は人妻です。
そしてさらにそのうちの2人には子供もいます。
子供のいる女性の不倫は…云うまでもなく、よりリスクは高まります。
母親の不倫を知れば…大抵の子供たちは少なからず傷つくでしょう。
それが原因で家庭が崩壊すれば…もっと傷つくことになります。

昔、私が勤めていた会社の同僚に、
離婚歴のある子持ちの独身女性が2人おりました。
仮にXさん、Yさんとしましょう。
子供がいるとはいえ、彼女たちは独身なのですから、
別に新たに恋をしようが、基本的には自由な訳です。

当時、彼女たちはアラフォー位の年齢でしたが、
2人とも魅力的で、男性にもモテるタイプでしたので、
程なくそれぞれに彼氏ができました。
Xさんのお相手はかなり年上の独身男性でしたが、
Yさんのお相手は…少し年上の妻子ある男性でした。
私は随分とこの2人から、彼氏のノロケ話を聞かされたものです(笑)。

働きながら、女手ひとつで子育てしている彼女たちの人生に、
この恋は素晴らしい悦びと潤いを与えているのだなぁ、と
傍で見ていて私自身、喜ばしく思うのと同時に、
一方で余りに彼氏に夢中になっている彼女らを見て、
子供たちのことがおろそかになっていないかな…と、
少々心配もしておりました。
彼女らが恋をしたのは、いずれも娘さんたちが中学2~3年生の頃で、
思春期で、そろそろ高校受験も控えているという、
一番デリケートで難しい時期だったのです。

彼女たちの話を聞いていると、その娘さんたちは、
母親の恋人の存在を知っているばかりか、彼らに会ったこともあることが判明。
お相手の男性が独身であるXさんならまだしも、
不倫関係にある男性を娘に会わせるYさんは…いかがなものか?と、
その時私は思いました。

彼女らが、その思春期の子供たちに、
自分の恋や相手の男性のことを、上手く伝えることができているのか、
それが気がかりでした。

結局…彼女らの娘さんたちは2人とも…そんな母親に反発し、荒れて、
せっかく入学した高校も…徐々に行かなくなり、辞めてしまいました。

このように、たとえそれが不倫であろうとなかろうと、
母親の恋愛に、やはり子供は戸惑うものなのですね。
母親もひとりの生身の女性なのだということを、
否応なしに知らされる訳です。

そう、結婚しようと、母親になろうと、
女性は女性であることに変わりありません。
そこでもうひとつ、近年夫婦間のポピュラーな問題になっているのが、
セックスレスです。

セックスレス…。
私の周りのアラフォー、アラフィフの奥様たちにも…結構多いです。
ドラマ『昼顔』のHPの投稿欄を読むと…
子供の出産後にセックスレスになった、という人も多いみたいですね。
男と女、ではなく、パパとママになってしまうのでしょうか。

上戸彩さん演じる『昼顔』のヒロイン、笹本紗和も夫とセックスレスです。
この笹本家の場合、マザコンでナルシストの夫が、夜の生活を拒否している模様。
2人の間にはまだ子供もいないのに、
このご主人ときたら、紗和のことを“ママ”と呼んでいるのですよ。
救いようがありませんねぇ。

一緒に暮らしているパートナーから求められなくなる、というのは、
どのような気持ちなのでしょうか。
好きで結婚したハズなのに、別に愛情がなくなった訳でもないのに、
何故か相手に性欲を感じなくなる…というのは、どういう現象なのでしょうか。
一緒に生活していると、もう全てが見えてしまって何の神秘性もなくなり、
相手にときめかなくなるから?…ということなのでしょうか。
私は結婚したこともないし、同棲もしたことがないので、
こればかりは何とも分かりません。(^^;

というか、私の場合独身なので、
自分がお付き合いしている相手に性欲を感じなくなったら、
それはイコール相手を男として好きではなくなった、ということなので、
別れればいいだけの話です。
相手の方から拒否されたら…?
愛する相手に求められなくなったら、きっと…悲しいでしょうね。
それでも好きだったら、しばらく我慢して様子を見るかもしれませんが、
状況が変わらないのであれば…やはり別れると思います。

でもこれが結婚していると、こんな独りモンの私のように
抱いてくれない相手とはサッサと別れる、という訳にもまいりません。
しかし愛する相手と一緒に暮らしているというのに、
触れることもできないなんて…
まさに蛇の生殺しです。
私だったら耐えられません。
だから、パートナーから夜の営みを拒否されている妻や夫が不倫に走るのは…
私は一概に責める気にはなれないのですね…。

「外で恋をしたら夫に優しくできる」
ドラマ『昼顔』で吉瀬美智子さん演じる奔放な人妻・利佳子が
いみじくも云ったこのセリフ。
外での恋愛が、平和な結婚生活を成立させている、というこの皮肉。
でもそれは…不貞の秘密が保たれていることに限った話。
結局この利佳子の恋も夫の知るところとなり、
彼女の結婚生活は危機に直面していきます。

2つのドラマの人妻たちの恋。
果たして結末はどうなることやら。



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-4 Comments
By kerobebe09 03, 2014 - URL [ edit ]

こんにちは(^^♪

小学生の息子が「同窓生」を見ているんです。
まだ君には早いよ と思うのですが ゲームをやりながらで 真剣に見ている感じではなさそうなので見逃してますが・・・

「昼顔」は全く見てませんが 昼間の情報番組で「昼顔妻」の話題が取り上げられていて その後ドラマ化したようです・・・普通の主婦が・・・ ほんの一部の世界だと思いますが・・・決して大きな声では言えないことをしているのだから ひっそり行動してほしいものです・・・

By 文伽09 04, 2014 - URL [ edit ]

コメントありがとうございます!(^^)

そうですか。小学生の息子さんが『同窓生』を…(笑)。
でも私も自分の小さい時を思い起こすと、
結構、母親と一緒に大人のドラマも見ていた記憶が…。(^^ゞ
…え?だから、こんな大人になったって?(笑)
でも変に神経質にブロックする必要もないと思います。
結構、子供は子供なりに、善悪を判断しながら見ているものではないでしょうか。
何をテーマにドラマを作るにせよ、問題はその描き方ですよね。
物事には必ず、光と影があるので、
それをちゃんと踏まえて描いてあることが大事ですね。

不倫については特に肯定も否定もしない私ではありますが、
家庭や夫婦関係というものは、平穏であることが一番だと思っています。
ただ…長い結婚生活を営む間には、
色々な問題が起きたり、小さな不満が溜まっていったりするものですよね。
『同窓生』の稲森いずみ演じる鎌倉あけひのように
ご主人のDV等に悩まされている場合などは、
他の男性に救いと癒しを求めてしまっても…仕方ないのかな、とも思ってしまいます。
一方で、結婚生活に切実な不満も問題もないのに、
スリルと刺激を求めて不倫に走る人妻がいるとしたら…
それはちょっといかがなものか?と思いますけどね。
軽はずみに不倫をすると…思わぬ大やけどを負いかねません。
『昼顔』の利佳子のように…ですね。

kerobebeさん、ご主人といつまでも仲良く…ね!(^_-)-☆

By junjun09 05, 2014 - URL [ edit ]

文伽さん、お久しぶりです(*^^)v
『昼顔』観てます~
仕事でリアルタイムには観れないので、録画してまで…(^_^;)
毎回、ドキドキする❤
でも、なんか冷めた目で見てる自分もいる。
ウチの娘26歳は『母親も女』って事に理解を示し、応援してくれるタイプ。
息子24歳は『それ、別のところでやって!』ってスタンスでしょうか?
男の子にとって母親は女でいて欲しくないんでしょうね。
不倫妻を何人も知ってるけど(子持ち)、男の人はみんな似たような感じだけど、女は完璧に2種類に分かれますね。
どっぷりはまって、一緒に入れるなら離婚も侍さない、子供はそっちのけタイプと
彼の事は好きだから一緒に入れる時間は大切にするけれども、優先順位は子供が1番。
ってタイプ。
経済的・精神的・社会的に自立している人は後者がほとんどです(あくまで私の周り)

でも、遊びで不倫できる人ならいいけど、誰も傷つけない不倫はないし
やっぱり、苦しくて先が見えないって辛いよね。
出来れば、したくないなぁー
でも、好きになっちゃうのって止められない。
出会いがもっと早ければ…って思ってる人、たくさんいるんだろうなぁー。
神様はいたずら好きですよね。

By 文伽09 05, 2014 - URL [ edit ]

おひさしぶりです~♪
コメントありがとうございます!(^^)

『昼顔』見てますかぁ。そうですか、録画してまで…(笑)。

> 毎回、ドキドキする❤
> でも、なんか冷めた目で見てる自分もいる。

それ云えてますねぇ。私もそんな感じで見てます。

> ウチの娘26歳は『母親も女』って事に理解を示し、応援してくれるタイプ。
> 息子24歳は『それ、別のところでやって!』ってスタンスでしょうか?

そうですか、男の子ってやっぱり…(笑)。
でもjunjunさんの所はもうお二人とも大人ですから、
母親の恋愛もきっと理解してくれるでしょうね。
junjunさん、自由ですよ!(^_-)-☆

え、不倫妻、何人もご存知なんですか!?(^^;
ううむ、女って…スゴイ(笑)。
私も長年同じ相手と不倫関係を続けている人妻、
浮気癖がなかなか直らない人妻などを知っていますが…
彼女達を見ていると、危なっかしいといよりも、
何と申しましょうか…実にしたたかなものを感じるのですね。
同性の私から見てても、底知れぬものを感じるというか、
もう理解を超えた所に彼女たちはいます。

確かに経済的・精神的・社会的に自立している女性は、
不倫も割り切って上手くやれるのかも知れませんね。
自分を見失わないというか。
…まぁそれが良いことかは別にして(笑)。

> でも、好きになっちゃうのって止められない。
> 出会いがもっと早ければ…って思ってる人、たくさんいるんだろうなぁー。
> 神様はいたずら好きですよね。

そうなんですよね~。恋したら、倫理も何もなくなる。
どうぞ神様、いたずらしないで(笑)。

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