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水玉の誘惑 -其の弐ー

04 17, 2014 | Tag,草間弥生
4月5日より熊本市現代美術館で
『草間彌生 永遠の永遠の永遠』展が始まりました。
先日さっそく観に行ってまいりましたよ。

自己メンテ・アート

今回、1階から2階へ昇るエスカレーターにもこのように水玉模様が。

自己メンテ・アート

…前回来た時はまだラッピングの途中だったのね(笑)。

美術館に入ると、展覧会場の受付手前にあの有名な大きな南瓜が。

自己メンテ・アート

すごい存在感ですね。

今回の展覧会の展示作品の一部は
フラッシュを焚かなければ撮影OKとなっています。
南瓜の前で記念撮影するカップルも(笑)。

お子さんを遊ばせるスペース「キッズサロン」の窓にも
このような絵が。

自己メンテ・アート

いいですね。可愛いですね。

ではいよいよ展覧会場へ。

自己メンテ・アート

この真っ赤な水玉の壁の奥に
今回の展覧会のタイトルにもなっている『永遠の永遠の永遠』という
草間氏自身が書いた詩が掲げられています。
…この詩が素晴らしい。
私は思わずその場で二度読み返しました。

草間氏は死の恐怖から逃れるために絵を描き、芸術を創造する。
よってその作品は生命を賛美し永遠に輝く…。

最初の展示室には『愛はとこしえ』という、
白いカンヴァスにマーカーペンで描かれた
モノクロの絵画シリーズが展示されています。
(展覧会で展示されているのはシルクスクリーン技法で転写した版画バージョン)

人の横顔、目、植物のような…あるいは微生物のような模様。
それらの執拗なまでの反復…増殖…。
意味なんてどうでもいい。
訳も分からないまま怒涛のように押し寄せるこの連作のエネルギーに
ひたすら身を晒し、ただただ圧倒されるのみ。

知らず知らず私の目には涙が滲んでいました。
死への憧れを追いやり、生へと帰還しようとするそのエネルギーが
作品を埋め尽くしている。

草間氏は強迫神経症的な症状にしばしば襲われ、
その際、強い自殺願望に囚われてしまうのだという。

そんな草間氏にとって描くことが即ち生きること。
そのあまりにも切実な生と創造への渇望が作品から伝わってきて、
観る者は圧倒されてしまうのです。

ふたつ目の展示室には『わが永遠の魂』という、
今度は実に鮮やかな色彩の大胆で力強い絵画の連作が展示されています。

美術館の広く大きな壁に162㎝~194㎝四方の大作がずらりと並びます。
それぞれの作品が互いに響き合って輝いています。
壮観のひとことです。

草間氏の作品の真の魅力は…実物を観てみないと分からないですね。
ほんとに…こんなに生々しいエネルギーを感じる作品は初めてです。

このふたつ目の展示室の隣りのスペースで、
草間氏の経歴と芸術を紹介する13分間のビデオが上映されていました。

このビデオの中で『わか永遠の魂』のシリーズのひとつ、
『失恋の痛み、そして自殺したい』という作品を制作する場面が
早回しで映し出されます。

194㎝四方の大きなカンヴァスを天に向けて台の上に固定し、
カンヴァスの周りを椅子に座って移動しながら描いていかれるのですが、
何の構図も決めないまま、まるで即興的にどんどん描き進んでいかれるのです。
ベースのオレンジ色は予め塗ってあるのですが、
その上に赤や黒の絵具で様々な形や模様や人の顔や不思議な生き物のようなものを
あの草間氏独特のタッチで一心不乱に描いていく。
何とあの大きなカンヴァスを休むことなく一気に埋めていくのです。

…確かこれは5年位前の映像だったと思うので、
この時の草間氏は既に80歳位ではないか。
…信じられないエネルギーです。

次に展示されていたのは本展に向けて制作された3つの新作ポートレイト。
ここから草間氏のトレードマーク、水玉の世界へ突入してまいります。
このポートレイトは水玉模様で埋め尽くされた草間氏の自画像たち。
モノトーンをベースに赤と水色といった少ない色数で表現された
不思議な雰囲気と輝きを持つ作品です。

そして次の作品は白いカーテンの向こうに…。
そ~っと入ってみると…あら、まあ!

自己メンテ・アート

お部屋全体、白と赤の水玉の世界!

自己メンテ・アート

巨大なチューリップも水玉!(笑)
これは『チューリップに愛をこめて、永遠に祈る』という作品。
なんともユーモラスで可愛い作品です。
小さな女の子がこのチューリップをバックに
お母さんに写真を撮ってもらっていました。(^^)

続いての展示室には『星たちの消滅』の2作品と
『わが永遠の魂』の連作の続きが展示されています。
展示室の真ん中に草間氏デザインの水玉の椅子が並べられていて、
これがとても可愛いです。

隣りのスペースにはこの熊本での展示が初披露となる、
最新作の『命』。

自己メンテ・アート

これも不思議な生き物のようなユーモラスな形のオブジェ。
光り輝いてとてもキレイ。
…とても私のヘタな写真では魅力は伝わらないので、
ぜひ実際にご覧になってくださいませ。

そしてその奥には…光り輝く丸い物体が!

自己メンテ・アート

光を放ちながらゆっくりと回っています。
これは『宇宙の心』という作品。
熊本市現代美術館の所蔵作品で、
熊本会場でしか観られない特別展示のようです。

そして最後の作品は…『魂の灯』。
…これはどんな作品なのか秘密。
会場に行ってのお楽しみです。(^_-)

いやいやいや、もう堪能いたしました。
実に見応えがありましたよ。
期待を遥かに超えて素晴らしかったです。
…気が付いたら2時間近く…観てました。(^^ゞ

という訳で、ちょっとひと休み。
館内の「カフェ・レガル」へ。

自己メンテ・アート

実はこのお店の中にも面白いものが展示されているようで…。
…あ、いましたよん。

自己メンテ・アート

巨大な『ヤヨイちゃん』がカフェの窓辺に鎮座しておりました(笑)。
かわいい~♪
店内のお客さんもこの『ヤヨイちゃん』と一緒に記念撮影してましたよ。

さぁこうなるともう食べるのはこれしかないでしょう!

自己メンテ・アート

水玉ムース…(笑)。
この展覧会期間中の特別メニューです。
…もう何というか、皆さん楽しんじゃってますねぇ。
これでもか、という位の水玉攻撃。
ちなみに奥に見えるコーヒーカップも草間氏の水玉カップですよ。

自己メンテ・アート

さてカタログも買ったことだし、
お家に帰ってまたゆっくりと草間ワールドを楽しむことといたしましょう。

あ、そうそう。
この熊本市現代美術館には草間氏の『早春の雨』という作品が
常設展示されていますので、こちらもお見逃しなく。
中に入ってまあるい穴を覗くと…
めくるめく水玉の世界が広がっていますよ。
「カフェ・レガル」の手前に展示されています。

この『草間彌生 永遠の永遠の永遠』展は
熊本市現代美術館では6月15日(日)まで。
その後9月13日(土)からは名古屋の松坂屋美術館で開催されるようです。


熊本市現代美術館 公式サイト

草間彌生 公式HP


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-2 Comments
By アクアマリンちゃん04 19, 2014 - URL [ edit ]

こんにちわ!
草間ワールドを堪能しましたね。
水玉の増殖、
果てないエネルギーを感じられたようで
とても羨ましいです。

カフェのムースも可愛いらしいですね♪

By 文伽04 20, 2014 - URL [ edit ]

コメントありがとうございます。(^^)

結構気軽な感じで観に行きまして…
会場に入った途端、強烈なパンチを浴びてしまった感じです。
圧倒的な作品群でした。
アクアマリンちゃんさんもいつか機会がありましたら、
ぜひ実物をご覧になってみてくださいね。

> カフェのムースも可愛いらしいですね♪

これはフランボワ―ズのムースで中にピスタチオが入ってました。
美味しかったですよ♪
草間芸術のこの周りを巻き込むパワーもスゴイですね。(^^)

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